横長の本。まるで絵本のようだ。Amazonで画像を見たとき、表紙と背表紙を開いた状態なのかと思ったが、画像そのままの横長の本であった。さすがイノベーションの本である。規定概念を崩すことを試みたのだろうか。ただ、慣れているせいもあり、普通の本の方が読み易い。横長である必要性、潜在ニーズがあったのだろうか?と疑問に思ってしまった。
内容については、先日読んだ、デザイン思考2.0とあまり変わらない。(記事はこちら)というか、デザイン思考2.0がこちらの本を再編集したのだと思われる。私個人としては、デザイン思考2.0で十分な気がした。ちょっと縦長の文庫形式ではあるが本書よりは手に取りやすく、値段も安かったので。

本書の内容にふれておく。

本書は「イノベーション」や「アイデア創出」をテーマに、、、
で始まる。内容については、すんなりと頭に入ってくる。まるで絵本のように。
目次を載せておく。
1.イノベーションとは
2.デザイン思考とは
3.統合思考とは
4.転換思考とは
5.破壊的イノベーションの起こし方
6.オンラインサービスの設計
付録:グループワーク用問題集
とても分かりやすく解説されている。
イノベーション初心者にとっては、とても分かりやすい本であると思う。まるで絵本のように。

本書では、いくつかの事例も解説されているが、それらがデザイン思考で考えられたものかどうかはわからない。デザイン思考を知っていたからイノベーションを起こせたのか?デザイン思考を知らなかったらイノベーションを起こせなかったのか?

ただ、知らないより知っておいた方がよいのは確かである。色々な考え方があるということ、そしてその能力はトレーニングにより伸ばすことができるということも。



破壊的イノベーションの起こし方

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