「いったい、何をお願いされるんですかね?」
歓迎会のあいさつで、部下から返ってきた言葉。 そこから著者のリーダー人生が始まったそうです。 その後、多くのリーダーたちの育成に関わり、 指導したリーダーは1万人を超えるとのこと。 1万人を超えるリーダーたちの悩みを、50に集約。 その悩みに対しての著者の答えがここにあります。
ひとりで抱え込まないでください
リーダは上からも下からの期待される存在です。 それだけに悩みも多くなるのだと思います。 ひとりで抱え込まず、周りの人を頼りましょう。 その行動が、社内に「助け合い」の文化を生むきっかけとなり 「助け合い」の文化は、厳しい市場環境を生き抜くための大きな力になる。 とも著者は言ってます。
「リーダーの仕事は、あなたの優秀さを見せつけることではないのよ。あなたがやることは、部下になっていただくみなさんひとりひとりの優秀なところを見て、力をあわせて助け合えるチームを作ることなのよ」
「バカはバカなりに、自分にできることでいいから、一生懸命やろう。そしてわからないことは部下に素直に頼ろう」
母からの手紙。そして著者の覚悟を決めた瞬間とのことです。
人はそれぞれ悩みを持っています。
そして悩みに対してのたったひとつの正解はないのではないかと思います。
この本は悩みに対してのヒントがあります。
そして何よりリーダーとしての心構えがあります。
私もよいリーダーを育てられるよう、
私自身がよいリーダーになれるよう参考にさせていただきます。
一万人のリーダーが悩んでいること
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