社員の4つのレベル
- 人財:会社の財産
- 人材:日々の業務を支える存在
- 人在:一生懸命だが不器用な存在
- 人罪:他人に害を与える存在
新入社員成長の3段階
- 量を重ねた時間が質をつくる
とくにかく量をこなす- 質の変化がさらなる量を生む
量をこなすうちに質が高くなっていく- 量が新しい次元の質をつくる
質を落とさず量もこなせるようになる
自立型社員非自立型社員
- 自分に与えられた役割・責任を果たす強い意識をもっている
- 自分の給料の3倍以上の粗利益額を稼ぎ出す
- 仕事が楽しいため、疲れない
- ストレスを超えられる
- 権利を主張するが責任は果たしていない
- 指示されたこと以上に仕事をしようとしない
- 失敗の原因探しはうまいが改善提案がない
- 会社や上司を批判するが、自分自身には甘い
人生を楽しめる人は、他人に何かを与えられる人だ。それに対して人生を楽しめない人は仕事でもプライベートでも付き合う人から大切なものを奪っていく。
他人に強制されてやるのは努力ではない。それは義務をこなしているにすぎない。自発的にするのでなければ努力をはいわないので。自分で課題を見つけて自分で解決する。その繰り返しが努力であり、そこから生まれてくるのが自信だ。他人にいわれてやったのでは、そもそも異なる場面で応用がきかないし、常に指示を待っていることになる。それは自信とは無縁だ。
また、努力を積み重ねてきた人は厳しさも優しさも知っているという。それは努力を重ねる過程で、人間の素晴らしさも醜さもすべて経験しているからだ。
努力とは何か?
- 努力とは他人がみていないところで楽しみながらできない自分と対峙すること
- 実力のない人ほど他人に努力を見せたがる
- 努力にお金を払ってくれる人はいない
- 努力とは心の中にあるトゲや角が取れるまで続けること
- 努力をしていると、まがまま、怠け心、臆病さが消えていく
- コツコツと長く続けることが努力
- 大きな努力には大きな喜びがついてくる
- 真心のある人は、他人のために努力でき、大きな人間になれる
- 自信は努力から生まれる
- 売るのではなく買ってもらえる自分になる
プライドをすてるとプライドをすてないと
- 他人からたくさんのことを学べる
- 他人を反面教師にすることで自分が成長できる
- 自然体でいられるため疲れを感じない
- 素直で謙虚な気持ちでいられるので顔つきも穏やか
- 不安を感じず不平もいわないので明るく元気な発想がでる
- 何に対しても不平、不満をいわず、常に反省と感謝ができる
- 他人から学ぶチャンスを潰す
- 成長するチャンスを失う
- かっこよく見せたがるので疲れてしまう
- 臆病で常に自分をつくろっているので顔がひきつっている
- 常に文句や不満、愚痴をいっているのでマイナス志向になっていて、暗く元気がない
- 毎日愚痴をいうのでノイローゼ気味になる
「がんばれ」ほど無責任で怖い言葉はない。どこまで、何を、どう「がんばれ」ばいいのか、まったく明らかになっていない。
「がんばれ」は無限のマイナス言葉。
逆に無限のプラスの力を持った言葉が「ありがとう」。
心から「ありがとう」といえたときには、そのこと自体にも感謝している自分に気がつく。
当たり前のことだけど、その当たり前のことをできていない人が多いのも現実。
経営者だけではなく、ビジネスマンであれば、一読して欲しい内容の本です。
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